問題解決 解析結果
入浴をおろそかにしていませんか。
入浴には、
① 静水圧効果により、血行を促進する
② 浮力効果により、筋肉をほぐし、疲労回復する
③ 温熱効果により、自律神経系を刺激する
という作用があります。
シャワーだけの場合と違い、水圧もかかりますので、日ごろお湯に全身つかる習慣がない場合にはすぐにのぼせてしまうと感じることがあるかもしれません。
また、熱めのお湯につかると、血管がより一層拡張されますので、その分早く頭に血がのぼります。さらに、交感神経系への刺激となるため、夜に熱いお湯につかると、入眠に影響することもあります。
ぬるめのお湯からゆっくり慣らしましょう。
入浴の効果をより引き出すためには、ぬる目のお湯にじっくりつかることに徐々に慣れていくことが勧められます。
目安としては38~40度くらいのお湯に10~20分程度つかるくらいです。いきなりではなく、5分、10分と慣らしていきましょう。
ぬる目のお湯にゆっくりつかることで、血管が急激に拡張するということもなく、ゆっくり全身から熱を取り入れることができます。また、ぬる目のお湯につかることは副交感系に作用し、余分な緊張から開放されることを助けてくれます。ゆっくりと全身から熱をとりいれ、副交感系を優位にすることで、夜間のスムーズな入眠にも役立つと考えられます。