問題解決 解析結果
朝起きたときに、疲れが取れていないと感じることが多いと感じていませんか。
自分の体力を超えた活動は、疲労を回復させるのに、普段より時間がかかります。
さらに、活動のし過ぎによって、夜になっても体中心部の温度が下がりにくくなるので、なかなか眠気がこなかったり、睡眠が浅くなったりすると考えられます。
普段より多く活動をしているので、本来ならより質の良い睡眠をとって疲労を回復する必要がありますが、これができなくなります。そして、疲労が回復できないまま、翌日をむかえると、日中の活動にも影響を与えます。この繰り返しが睡眠と覚醒のリズムのメリハリを小さくするという悪循環につながります。
また、仕事量が多くて同じ姿勢を長く続けた場合だけでなく、活動量が多すぎて筋肉を能力以上に働かせた場合でも、筋肉が硬くなり、血液やリンパの流れにも悪影響を与えます。疲労感が日中に残ったり、血液やリンパの流れ不良になったりすると、首や肩の凝りや目の下のクマとなって不調な状態が表面化します。
硬くなった筋肉をこまめにほぐしましょう。
硬くなった筋肉をこまめにほぐしましょう。仕事中、ずっと同じ姿勢をしないようにこころがけ、数十分に一回は軽いストレッチをしたりして、筋肉を伸ばしましょう。夜、自宅に帰ってからは、全身をほぐすマッサージやストレッチをして、一日の疲れをほぐしてください。特に、首の周りを中心にほぐしましょう。首周りは目の疲れなどがたまりやすい箇所なのです。
ストレッチの場合、ヨガのトレーニングのように汗ばむくらいになる場合は夕方から就寝の2~3時間前までにしてください。就寝直前におこなうと覚醒方向の刺激になってしまいますので、睡眠の質が悪くなってしまいます。就寝直前におこなう場合には、あくまで凝りほぐしということを忘れずに、ゆったり呼吸しながら軽いものにしてください。
また、お気に入りのハーブティーなどをのんで、心身ともに緊張を解きほぐすのもよい方法です。温かいものなら、カップを持つ手も温められて、就寝に向かう体温変化を助けます。ただし、カフェインを含んだものは就寝の3時間くらい前からは摂取しないようにしてください。