問題解決 解析結果

【原因】

就寝中に目が覚めることが多くないですか。


アルコールは腎臓に作用し、利尿作用をもたらします。そして、尿として水分が体外に排出されてしまうので、血が濃くなり、ますますアルコールの血中濃度が高くなります。
また、アルコールは中枢神経作用を抑制するので大量に飲むと眠気が生じます。さらに中枢神経の作用はアルコールの血中濃度の高さに比例するため、たくさん飲んだ後は入眠までの時間が短く、寝入ってすぐの時期には深い眠りが増加しますが、アルコールの中枢神経への作用は一晩中は続かないので、その作用が弱まったときに目が覚めたりします。
そのほかにも、アルコールは依存性が高いということが大きな特徴です。

【対策】

アルコールの飲みすぎには気をつけましょう。


アルコールはその人の分解能力に見合った適量にし、ミネラルウォーターやハーブティーを間に入れながら飲みましょう。このときに、紅茶やコーヒー、緑茶などのカフェインが含まれた飲み物は覚醒作用や利尿作用があるので避けましょう。ますますアルコールの血中濃度が高くなってしまいます。
そして、ストレス解消のためにアルコールを摂取してしまうという人は、無理して禁酒をするのもかえってよくない場合がありますが、アルコールの量を増やさないためにそのほかのストレスの発散方法を見つけてストレスとのバランスをとるようにしてください。