問題解決 解析結果
消費エネルギーと活動量を考え、バランスの取れた食事を心掛けましょう。
日中の活動量が少ないと、覚醒の質が低下し、睡眠と覚醒のリズムのメリハリが小さくなります。これは、夜間の睡眠に影響し、夜になっても眠気がおきず、睡眠と覚醒のリズムが夜型にずれ、体内時計にも影響を与え、エネルギー代謝のリズムも不調になることが考えられます。
また、活動量が少ないということは、消費するエネルギーが少ない、ということでもあります。消費したエネルギーよりも摂取したエネルギーが多いと皮下脂肪が増えるのは当然の結果であるといえます。
さらに、活動量が少ない日が続くと、身体の筋力や持久力自体が低下し、もともとの基礎代謝量も低下してしまい、やせにくい身体になってしまいます。
生活の中で、少しでも運動する習慣を心掛けましょう。
日ごろから意識的に動くようにし、消費エネルギーの増加を目指しましょう。エスカレーターやエレベーターではなく階段を利用する、一駅分多く歩く、など日常生活の中で取り入れられる程度のことでも十分です。万歩計をつけて、普段どおりに過ごした日と、意識的に動くようにした日の歩数を比べてみて、その違いが体重やウエスト周りに反映されるのを認識してみると、身体を動かすことの大切さを納得できるでしょう。
また、できるだけ生活の中に運動する習慣をつけることが勧められます。体力がつくことで基礎代謝がアップし、太りにくい体になりますし、質の良い睡眠をとることにもつながります。
消費エネルギーを増やすのは大変だから、摂取エネルギーを減らせばいい、というものではありません。摂取エネルギーを少し減らすことは大切ですが、減らしすぎると基礎代謝量を低下させる原因になります。食べすぎは消化器官に負担をかけるのでよくありませんが、必要な栄養分はきちんと摂取し、あくまで活動量を増やすことを主体に考えてください。