問題解決 解析結果

【原因】

単調な生活をしていませんか。


日中の活動量が少ないと、睡眠と覚醒のリズムの昼夜のメリハリが小さくなったり、摂取したエネルギーがきちんと消費されなかったりします。そうすることで夜の睡眠の質が低下したり、皮下脂肪が蓄えられたり、という困った状態に陥りやすくなります。

また、日中にあまり動かないでいると、夜になっても眠気がおきず、睡眠と覚醒のリズムが夜型にずれ、体内時計にも悪影響を与えることがあります。
そして、それは「こころ」の面にも当てはまります。昼間にしっかりとモノを考えて、逆に夕方以降にはあまりモノを考えないようにすることで、脳の中でも昼と夜のメリハリがより強くなり、健やかな眠りにつながるのです。

【対策】

日中はしっかり動いて、しっかり考えましょう。


ストレスになるほどに物事を考え込む必要はありませんが、昼間はなるべくぼーっとせずに意欲的に物事を考えるようにしましょう。興味があることについての知識を増やす、など楽しんで取り組めることのほうが、身体だけでなく、心の面からも生活リズムにメリハリを与えます。

身体については、エスカレーターやエレベーターではなく階段を利用する、一駅分多く歩く、など日常生活の中で取り入れられる程度のことでも十分です。万歩計をつけて、普段どおりに過ごした日と、意識的に動くようにした日の歩数を比べてみて、その違いが体重やウエスト周りに反映されるのを認識してみると、身体を動かすことの大切さを納得できるでしょう。

また、できるだけ生活の中に運動する習慣をつけることが勧められます。体力がつくことで基礎代謝がアップし、太りにくい体になりますし、質の良い睡眠をとることにもつながります。

日中に頭と身体をしっかり使うために、朝起きたら朝日のような明るい光を目に入れるようにしてください。光には脳を覚醒させる作用があります。脳をしっかりと覚醒させてから1日の行動に取り組むことで効率も上がります。