問題解決 解析結果
夜中に目が覚めてしまったり、起床後も強い眠気を感じていませんか。
日中、あまり活動的に過ごさずにいると、睡眠と覚醒のリズムが覚醒方向にしっかり山を作らず、夜間の睡眠方向へのリズムの谷間も小さくなってしまい、睡眠の質が低下する ことが考えられます。
日中の覚醒度を上げるには、質の良い睡眠をとることはもちろん大切ですが、生活環境の要素を整えることも効果的です。環境の要素の一つである光には、脳を目覚めさせる作用があります。日中元気に過ごすためには明るいところで過ごすことはとても役立ちます。室内の光は、仕事ができるくらいの光量があれば十分明るいように感じますが、実際には曇りの日の外の光に比べてずっと暗いのです。
昼と夜を、しっかり体に分からせよう。
日中、外に出ることが出来る人は、午前中ずっと室内にいるよりも外へ出かけましょう。仕事などで外に出られない人も、朝起きたときには、窓を開けて朝日を浴びるようにしましょう。朝起きたばかりの明るい光には、体内時計をリセットする作用があり、生活のリズムを整えるのにとても役だつのです。
日中、光を取り入れる工夫として、昼休み、食後に少し散歩をすることや、家で過ごす場合は、ガーデニングなどの太陽の恩恵を受ける活動をすることが考えられます。また、人工光で不足する光を補うための照明器具も実用化されています。
さらに、覚醒度を上げた状態で、心身ともに活動的に過ごすことが、昼と夜のリズムのメリハリを強め、夜間睡眠の質の向上を助けます。日中にしっかり、頭を働かせ、身体を動かすようにしましょう。