問題解決 解析結果

【原因】

無理に頑張ろうとして、逆にやる気が出ないことが多くないですか。


普段の活動量より多く心身の活動をした場合、自分の体力や、持っているエネルギーを超えて活動してしまうと、お昼休みなどの休憩だけでは疲労がとりきれずに、夕方や夜間までもたずに疲労が出てしまって、眠くなったりやる気がなくなったりします。摂取したエネルギーが大量に消費されて、からだが休息を求めているからです。
また、精神的にも疲労がたまってくると、自律神経系に作用し、副交感神経が優位になって、これも休息しようとしてしまいます。

【対策】

人にも限界があるので、人の特性を理解した上で、工夫して仕事に取り組みましょう。


20分ほどの昼寝が出来る場合は午後3時までにとると、脳とからだが休息でき、覚醒度もあがります。昼寝をするときは、寝転がってしまわずに背もたれの大きな椅子などにもたれて眠りましょう。20分を超えると深く眠ってしまうので、目覚めたときに強く眠気が残って、逆につらくなってしまいます。また20分後にすっと目覚められるように、昼寝の直前にカフェインを取ることも有効です。カフェインは摂取してから20~30分後に覚醒効果が現れてくるとされ、ちょうど目覚めの頃にタイミングが合います。

しかし、午後3時をすぎてから眠気がきてしまったり、なかなか昼寝をする時間をとれなかったりという場合には、ハーブティーやカフェインを含んだ飲料を飲んだり、和菓子を一口食べて、血糖値を少し上げてください。ストレッチをして軽く筋肉を伸ばしたり、好きな音楽を聴いたりして、覚醒方向への刺激を与え、気分転換をすることもやる気を持続するのに役立ちます。
午後3時以降に仮眠してしまうと、夜間の睡眠に悪影響を与えますので、できる限り避けましょう。和菓子もたくさん食べ過ぎると、逆に血糖値が上がりすぎて眠くなることもありますし、こちらも夕食に影響をする場合がありますので、一口サイズのものを少しだけ、をこころがけてください。

また、仕事や勉強中に、時々背伸びやストレッチ、手足のツボ押しなどをして、軽く刺激を加えると、覚醒方向に作用すると同時に、気分転換になって、やる気が戻ってくるのを助けます。