問題解決 解析結果

【原因】

体の不調を感じていませんか。


パソコンなどの導入による企業のOA化とともに、オフィスワーカーに新たな負担が増えています。「テクノ・ストレス」という言葉が広く使われるようになり、肩凝りや目の疲れ、頭痛などを問題として抱えている人が増加しているといわれています。

コンピュータを使用していると、長時間同じ姿勢でいることが多くなったり、まばたきの回数が減ったりします。同じ姿勢で長時間いると、たとえ正しい姿勢でも一部の筋肉に負担がかかり、筋肉が硬くなってしまいます。
筋肉は硬くなると、血管やリンパの流れを弱めてしまい、手足の冷えやむくみが起こりやすくなります。さらに、むくみが続くと、むくみの元である間質液が脂肪とくっつきセルライト(肥大化した脂肪のまわりに老廃物と水分がたまった状態)になってしまいます。
また、同じ姿勢は、筋肉を硬くするだけでなく、骨のゆがみも引き起こします。

【対策】

できるだけ筋肉の負担を和らげる努力をしましょう。


日中、座る仕事が続くのであれば、座る姿勢を無理なく保持できるように、自分に合う椅子を捜すか、小さなクッションやバスタオルなどを使って椅子の座面や背もたれ、特に腰の部分の形を調節することが役立つと考えられます。やわらかすぎない程よいクッションがあり、筋肉の負担を和らげるような椅子がよいとされています。
また、座っていても立っていても、数十分に一度は動いて軽くストレッチをしましょう。環境的に許されるのであれば、青竹踏みなどを足下においておくのもひとつの方法です。ストレッチや青竹踏みは、血行やリンパの流れをよくし、筋肉を温めてやわらかくする役目をします。筋肉をほぐすことを忘れないでください。