問題解決 解析結果

【原因】

アルコールやカフェインを多く含んだ飲料で水分を摂取していませんか。


1日に人間が必要とする水分は約2~2.5リットルといわれていて、身体の中のエネルギー代謝をはじめ様々な化学反応になくてはならないものです。
水だけで一度に摂ろうとすると、かなりの量に感じる方かもしれません。しかし、尿や汗、呼気から水分が排出されており随時の補給が必要です。

しかし、水分をアルコールやカフェインを多く含んだ飲料で摂取してしまった場合、これらの利尿作用で水分が短時間しか体内にとどまらず、逆に水分不足になることもあります。水分不足になると、血液やリンパの流れも悪くなり、肩凝りやむくみの原因になります。また体内の老廃物が排出されにくくなって、セルライト(肥大化した脂肪のまわりに老廃物と水分がたまった状態)の原因になることもあります。

また、利尿作用により、頻繁にトイレに向かうことにもなります。

【対策】

こまめな水分補給を心がけよう。


一度に水分をまとめて摂るのではなく、できれば朝から夕方にかけて少なくとも数回にわけてミネラルウォーターや薄めのほうじ茶、番茶、ハーブティーなどでこまめに水分を補給し、夕方以降にはあまり、多量の水分をとらないようにしましょう。特に、アルコールやカフェインを多く含んだものは控えめに。また、糖分を含んだ清涼飲料を多くとってしまうと、カロリー総量オーバーで肥満につながることもあります。
しかし、入浴後はたくさんの汗をかいて体内の水分が減っていますので、コップ1杯程度のミネラルウォーターを摂って、水分を補給してください。「風呂上がりの1杯」にビールを楽しみにしている人は多いと思いますが、アルコール摂取を控えるためには、炭酸水(糖分の少ないもの)で代用するのもひとつの方法です。なお、就寝時刻には、どちらかといえば温かい飲み物の方が適していると考えられます。