問題解決 解析結果

【原因】

寝具が、体に合ってないのではないですか。


人は寝ている間に一晩でコップ1杯程度の汗をかくとされていますが、夏場は少し発汗が多くなり、蒸れて暑く感じることがあります。特に汗でむれやすいのは敷布団と背中の間です。湿度が80~90%に達することもあり、蒸れを防ごうとして必要以上に寝返りが増え、眠りが安定しないことがあり、それが寝具に対する違和感につながると考えられます。

【対策】

快適な眠りを手に入れましょう。


寝床の中の適正湿度は50%±5%とされています。敷布団あるいは敷用の補助寝具を工夫して背中をさわやかにすれば、不必要な寝返りが減るでしょう。例えば、熱伝導性や吸湿・放湿性に優れた麻を、敷きパッドの素材に使うなどすれば、さわやかな感触が得られるでしょう。特に発汗の多い夏場、昼間に干すなど寝具のメンテナンスをしておくことも大切です。直射日光を避けたほうがよい素材では、風通しの良いところで陰干しすると良いでしょう。枕についても、季節による使い分けを工夫してみるのもよいでしょう。
また、飲酒も控えめに。お酒を飲むと皮膚温度が上がるうえ、発汗が増えて蒸れやすくなるからです。