【原因】

長時間同じ姿勢でいるため、肩や首が凝りやすくなっていませんか。


仕事や勉強中に正しい姿勢をとらないと、筋肉や骨に負担がかかります。
さらに、その負担が長時間にわたると、筋肉が過度に緊張し、硬くなって姿勢がますます悪くなる原因となります。その結果、筋肉が血管を押し狭めてしまい、血液やリンパの流れが悪くなり、首や肩が凝りやすい状態になります。

また、机に向かって長時間仕事や勉強をする、特に長時間パソコンを使う人は、眼も疲れやすく、その影響で肩や首の凝りが引き起こされることも考えられます。

【対策】

筋肉の負担を減らすため、ストレッチをすることを心掛けましょう。


同じ姿勢をずっととらないことと、仕事中でも数十分に一回は軽く伸びをすることが大切です。

たとえ正しい姿勢でも長時間キープしていると、特定の筋肉に負担をかけることになり、筋肉は硬くなってしまいます。こまめに軽いストレッチをすることや、数十分に一度はずっと座っているなら立ち上がり、立ちっぱなしなら座ったりして、足や肩の軽いマッサージとストレッチで、からだをこまめにほぐしましょう。

また、オフィス環境を整備することも仕事中の筋肉の負担を軽くすることに役立ちます。最近では、執務中の姿勢を支えるさまざまな商品が開発されています。椅子やクッションなどパソコン周辺アクセサリで筋肉を無理なくサポートすることが有効です。筋肉のサポートだけでなく、文房具や事務用品についても好みの色や形のものを探して使うことは身体的にだけでなく、やる気やストレス軽減などの精神面にも影響するので、一度自分のオフィス環境を見直してみましょう。