問題解決 解析結果

【原因】

体がだるいと感じていませんか。


人は脳や体内部の温度を一定に保つために、手足の皮膚血管を使って調節をしています。冷房が効きすぎた部屋にいると、皮膚表面が冷やされて、筋肉が硬くなることで血液やリンパの流れが阻害され、放熱がうまくいかなくなります。このような状態が続くと、暑さに適応できなくなり、体温調節能力が低下します。そのため、自律神経調節のバランスが崩れてしまい、便秘や下痢などの体内の不調の原因にもなることが考えられます。

体温調節は特に手足の毛細血管でおこなわれますが、最近では腰や肩などの冷えをうったえる人も増えてきており、これらは全身の倦怠感や肩こりや腰痛などの原因にもなります。

【対策】

空調をできるだけ使用せずに、自分なりに環境を工夫してみましょう。


冷房を調節できる環境にいる人は、こまめに冷房を切る、外気との温度差を小さくする、などの工夫をしましょう。
しかし、会社のオフィスやお店などで冷房の調節ができない、という人は、靴下やカーディガン、ひざ掛けを利用してからだを温めましょう。

服装もしめつけの少ない衣服を着用するようにし、血液やリンパの流れを阻害しないようにしましょう。
飲食面でも、冷房のきいた室内では冷たいものを避け、温かいものをとるようにして、身体の内側からも温めるようにしましょう。