問題解決 解析結果

【原因】

布団から出ることが辛いと感じていませんか。


睡眠と覚醒のリズムは、体温のリズムの影響を強く受けています。体温が下がる途中で眠り始め、体温が上がる途中で覚醒します。
睡眠中は覚醒時に比べて体温調節機能が低下しており、寝室や寝床内の温熱条件の影響を受けやすくなっています。
体中心部の体温のリズムは睡眠期の後半に最低値になり、夕方から宵の口にかけて最高値を示します。就寝時刻が近づくにつれて、体温が下がることで覚醒から睡眠への移行がスムーズに促進され、体温が上がることで睡眠から覚醒への移行を助けます。

寝室の室温が低すぎると、入眠時には、手足が冷えて放熱が出来ず、体中心部の温度が下がらずに寝付きにくくなり、逆に起床時には、最低値を示した後に体温がぐっと上がっていって体が覚醒の準備をするのですが、その準備を妨げることになります。
また、気温も明け方に最低となるので、寝室の気温が低すぎると体温も上がりにくくなり、起床が難しくなりがちです。

【対策】

快適な目覚めを準備しよう。


起床時刻に合わせてタイマーつきのエアコンやヒーターを利用して起床前にあらかじめ室温を上げておきましょう。
厚めのカーテンも外気を遮るので室内の温度を保つには良いのですが、「光」は大事な覚醒方向の刺激ですので、真っ暗な部屋だと余計目覚めにくくなることも考えられます。断熱性の優れた部屋なら、カーテンは遮光性の低いものを使用し朝日を取り入れましょう。しかし、そうでない場合や、カーテンを開けられない環境などの場合は、人工的に「朝日の環境」を再現する器具が実用化されていますので、そういった器具を利用するのも良いでしょう。

さらに、冬場は特に手足の冷えにより睡眠が妨げられやすくなっています。布団に入る前に電気毛布や電気あんか、布団乾燥機などで寝床内を温めておきましょう。スムーズな入眠の手助けをしてくれます。入眠がスムーズで安定した眠りが得られると、朝の起床も楽になると考えられます。また、冬場は乾燥しやすいので、エアコン等を使用する場合は室内の湿度にも気をつけ、風邪や肌荒れにならないようにしましょう。