問題解決 解析結果

【原因】

疲れやすくなっていませんか。


体重が増えることで、それまで身体を支えてきた筋肉や関節に今まで以上の負担がかかるようになります。これは重りを持って動いているのと同じで、少しの動きで疲れるようになります。
食べ過ぎや飲みすぎで体重が増加した場合、筋肉量ではなく体脂肪が増えることになるので身体を支える助けにもなりません。さらに、普段運動の習慣がないと、筋力が衰える一方である上に、エネルギー消費の60~70%を占める基礎代謝量が低下してしまうため、ますます太りやすい体質になってしまいます。

肥満は生活習慣病それぞれの原因になりやすいだけでなく、メタボリック・シンドローム(内蔵脂肪型の肥満があり、糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病のいずれかが重なっている状態)も引き起こす、まさに万病のもとです。

【対策】

運動をして身体を引き締めましょう。


食事を減らすだけでなく、運動量を少しずつ増やして引き締まった身体を目指しましょう。
体脂肪を減らし、筋肉量を増やすことを目標にすることで、体重そのものにはあまり変化がなくとも、サイズダウンすることになるので、見た目が引き締まります。さらに運動不足は基礎代謝量を低下させますが、これを防ぎ、減量後の体重維持も行いやすくなります。
*基礎代謝量は一日のエネルギー消費の60~70%を占めるので、これが低下することは太りやすい体質になるということにもつながります。

また、食事については必要以上に摂ることは避けないといけませんが、食事量を減らしすぎると、一日に得るエネルギーや栄養量が減り、基礎代謝量も低下してしまいます。腹八分目を目安にしてください。
そして、運動するときには水分補給を忘れずに行ってください。水は脂肪を減らすのに必要であるのと、運動をすることで汗として水分が奪われてしまうので補給も必要になります。